Ahead of the Curve -日本から世界へ-

~日本、世界、社会を考えるブログ~

青天の霹靂

この数週間、どれだけのメールを設計会社と交わしただろう。

 

Gさんや建築家のNさんは香港へ行き、それを踏まえ我々の意見は更に具体化した。

しかし、それに対し香港サイドの設計会社の理解度が全くついてきていない。更には、先週は、設計者は1週間音信不通となった。曰く、PCが使えなかったと。

 

改めて、日本人スタンダードを前提に物事を想定していた自分が甘い。

 

そして今日、設計会社から、信じられないメールが届いた。

 

1、この物件はそもそも飲食には適していない

2、施工にも膨大なお金がかかる(僕たちの提案の3倍)

3、この物件ではライセンスは取れない可能性が高い

 

このメールを受け取った時、目を疑った。思考がとまった。もう契約もし、大きな投資が発生している。物件の選定に関しても、コンサルを入れて選定している。そのコンサルにも、僕たちの予算は伝えていた。半年前からどれだけ口を酸っぱくして伝えただろう。でも、いきなり今日はそんなことを言われた。業者の多くは、皆、外注⇒外注⇒外注。自己最適化を図り、全くコミュニケーションができていない。だから、いきなり3倍の施工費を提案される。

 

7月に香港に上陸して丸三か月。もうこれ以上時間は失えない。

 

真っ白になった。

 

香港では騙さる方が悪い。

 ふと、先輩に言われたことを思い出した。

 

もう10月1日。

 

何も決まっていない。