Ahead of the Curve -日本から世界へ-

~日本、世界、社会を考えるブログ~

次の決断

デザイン・施工会社が全く作業を進めない。

もちろん、その背景は僕たちの予算が低いから他の案件を優先しているということもあるのだろう。それにしてもだ。2ヶ月施工の議論をし、メール100通くらいはやり取りした。そのあげくに予算の3倍の額を提示され、「そもそもこの物件は」みたいな話をされた。僕たちにどうしろと言うのだろう。これはもはやいじめだ。

 

とはいえ、時間はとまらない。経営判断が問われる。

12月のOPENを目指すには、今迅速に動かなければならない。

 

やることは一つしかない。僕たちの条件を受け入れてくれる施工会社を探すしかない。予算面、そして建築家Nさんとのコラボ。決して楽な注文ではない。

 

全てのネットワークを使い、可能性のある施工会社を探した。

その中で3社が候補にあがった。

 

1社は、候補にあがりつつも、はなっから非協力だった。そこでのコミュニケーションにおいても随分と時間を費やしてしまった。

 

残すは2社。幸いその2社は、非常に協力的で、見積もりをおよそ3日で提案してきた。

(最初の会社は2ヶ月かかり、提案も非現実的なもの)そして、その見積額は、僕たちのイメージに近い額だった。正確に言えば、その額を先に提示して、その予算内でなんとかお願いしたい、という依頼だった。

 

チーム内でも安堵のため息が漏れた。このまま、施工すらできず、僕たちの挑戦が終わるわけにはいかなかった。「これで、ようやく進められる!」

 

最初のデザイン・施工会社には正式に断りを入れた。

僕は、1社を選択し、施工を正式に依頼した。

この2週間、必死にもがいて、何とか突破口を見つけた。

 

ここには、書ききれないありえないことも経験した。

でも、まずは前に進めることを良しとしたよう。