最初に依頼した問題の施工会社は、資金繰りの問題なのか、我々を4か月も待たせた挙句に、このプロジェクトから消えようとしている。全くの資金返済もなく。
本当にドラマのようになってきた。
ケリは、必ずつけるとして、僕たちはまずOPENを急がなければならない。全てを再購入してでも進め、OPENを急がないと固定が無情にもかかってくる。幸い、世界一高いと言われる香港の賃料の市場平均よりは、遥かに安くは抑えているものの、4か月以上施工が遅れ、その間売上ゼロの状態が続くことには限界がある。まずはOPENを急がなければならない。そしてのそのためには、トイレには、各種工事費用、一度購入したトイレなど、多くを再び支払、購入しなければならない。経営判断が問われる。
かつて日本軍が泥沼に陥り、燃え尽きるまで走り続けた。それを僕は繰りかえしてはいけない。サンクコストに惑わされてはいけない。この投資は妥当か?それを幾度も考え、眠れぬ日々が続いてきた。
でも、僕はこう決断した。
攻める。
今日、再び、施工のコスト、ライセンスのコスト、トイレのコストをしはらった。
全て二度目の支出だ。