M's diary - 日本から世界へ -

~日本、世界、社会を考えるブログ~

田舎

GW。

実家に帰り懐かしい家庭料理を親族そろって食べるのは、毎度のことながら楽しいものだ。もう祖父母は亡くなってしまったが、30年前、家族そろって生活し、毎日の食卓を共にしていたことを昨日のことように思い出す。あのころはこの田舎も賑やかだった。子供も沢山いたし、大人たちも元気だった。各季節には、お祭りがあった。夏の盆踊り大会は本当に楽しかった。浴衣を着て、下駄をはき、花火を見上げた。太鼓の音が今でも耳に残っている。村には活力があった。そして何よりも日本経済は成長していた。

今日、村にはもう活力はない。村は老いた。子供の声は聞こえない。地域経済は疲弊した。現実に僕の実家の周りの多くの世帯が失業状態だ。稲作とわずかな年金受給者の年金で生活しているのが現実だ。本当に信じられないようなことが現実的に起こっている。そしてこの現実は僕の故郷だけではない。日本の多くの土地で近未来消滅すると予測される市町村が存在する。そして、この予測はかなり高い確率で的中するだろう。

 

このトレンドを変えることは1つしかない。

雇用の創造だ。それは世界のお金がその土地で消費される仕組みだ。あるいは、その土地から生まれるものを世界の消費へつなげる仕組みだ。残念ながらかつての地域社会が潤った公共投資はもうない。そもそも日本の政府にはお金はない。個人の預貯金は膨大に眠っているが、きっとそのお金も動かないと思う。

 

世界の消費と日本の地域をつなげる仕組み。

途方もなく難しい挑戦だけど、そこを考えないと未来はない。

 

さて、難しいことはさておき。

実際思うんだよね。

田舎っていいなって。

四季の美しさ。空気、水、そして食材。

その全てが本当にすばらしいと。     

 

徒然なるままに、水に潤った田園を見ながら思ったことを書きました。