こんな話がある。
ある名家には沢山の本棚と本があり優秀な人間が育った。凡人はそれを見て、自分の子供のためにと自ら本棚と本を買って環境を整えたという。しかし、残念ながら息子は、本など全く読まず親の意図を全く理解せず育っていった。本を読まない親の背中を見て育ったのである（因果関係はここにある）。
さて、話は変わる。
イチローさんがあらためて世界記録を作った。何と凄い男よ。これだけの大きな結果を残しながらも、イチローさんの次の目標は次のヒットを打つことだという。これ以上カッコイイことはない。この小さな努力の”蓄積”が世界を変えた。
さて、面白いことに（というか既知のことだと思うが）、イチロー氏は毎日カレーを食べる。同じ味のカレーをブランチとして食べる。毎日ずっと何年もずっとだ。それがヒットの量産につながっているかは科学的には証明できないが、少なくとも言えることは徹底したリズムだ。面白いことに、皆さんもご存じの元日本代表中田選手にも逸話がある。彼は30年間そして今日も欠かすことなく週刊ジャンプ、マガジン、サンデー、他を読んでいるという。セリエアー時代も日本から郵送してもらっていたという。 これはほんの一例だが、一流になる人間は皆必ず何か天才的(変態的)なリズムを持っている。最近で言えば五郎丸氏のルーティンとも言える。
成功のための十分な条件などない。
しかし、少なくとも超人的・変態的に何かをひたすら継続していくこと。
そこには大きな力がありそうだ。
僕も明日からカレーを毎日食べよう。爆
