Ahead of the Curve -日本から世界へ-

~日本、世界、社会を考えるブログ~

民食(みんしょく)

皆さん、タクシーアプリUberは使用したことあります?ようやく日本でも普及し始めたので「まだ」という人も多いのでは?それではAir bnbは使用しましたか?正直、僕はまだどちらも使用したことがない。でも、海外ではこの二つの仕組みは、もう完全にメジャーになっている。きっと時間の問題で日本でも普及していくことだろう。仮に日本人が使用しなくても、訪日外国人が使用していくのではないか。

 

さて、この二つの仕組みは、共通の前提条件によって成り立っている。それは安全・信頼だ。それはサービスの提供者が「変なおじさん」(笑)ではないということだ。実際、どんな人でも家を貸したり車に乗せたりできる。そこに「変なおじさん」がいることだって十分ありえる。しかし、こういった可能性がありながらも、市場が拡大しているということは、userからの評価や情報の透明性で、一定の信頼を担保できているという証だろう。

 

前置きはここまで。

 

僕は旅行が好きだ。まぁ嫌いな人はいないだろう。皆さん旅行で何をします?もちろんその地の歴史や文化を体験すべく、該当する観光地に足を運ぶだろう。でも、やはり何と言っても「食」だよね。やはり、現地の食を堪能することが旅行の醍醐味。でも、僕は前々から「こんなことができたらいいな」と思っていたことがある。それは現地の人とお酒を飲んで語らうこと。そう、実際旅行しても、現地の人とお酒を飲んで語らうことのできる機会ってない。でも、現地の文化を最もダイレクトに学ぶには、現地の人と直で触れ合うことだよね。そんなことができないかなとずっと考えていました。

 

そこで提案したいのが「民食」。そう「民泊」ではなくて、ごはんだけ食べにいく「民食」。現地の人の家に訪れ、その家の家庭料理を一緒に食べるシステムだ。これは現地の文化を学ぶという点において、非常に付加化価値の高いシステムになると思う。そして、民食と検索してみたら、以下が出てきた。

www.minsyoku.net

残念ながら、このサイトは現在は稼働していないようだけど、僕自身是非試してみたいシステムだ。

 

自分の家で、料理を提供してもいいという人をプラットフォームで全国から招集。旅行者は行きたい家を事前予約する。待ち合わせにはサービス提供者が、指定の場所に迎えにくる。(きっと、お母さんは料理の支度をしているだろうから、お父さんが軽トラとかで迎えにくる)。こちらが望めば一緒に畑仕事もさせてもらえる(=畑仕事を手伝わせてもらい、お金を払うという逆転現象)。地元のお酒、地元の素材をふんだんに使った田舎料理を堪能する。そして何よりも、地元の方々の方言やライフスタイルといった正真正銘の”文化”を堪能できる。どうだろう、体験してみたくはないだろうか?

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実際、この取り組みで少なからずお金も土地に落ちる。またこれまで観光地ばかりに流れていた人の流れに加えて、新しい人の流れが生まれる。人が流入し新しい交流が増えることは、経済そして地域社会にとって大きなプラスだ。

 

「民食」

どうだろうか?もしこのような取り組みをしている組織、サイトがあれば、是非教えてください。僕自身絶対試してみたいと思っています。