Ahead of the Curve -日本から世界へ-

~日本、世界、社会を考えるブログ~

To turn around

今回故郷に帰った理由は、薫風の香る大地を懐かしんでのことでもあるし、また村の人たちと山菜採りをするためであったことは間違いないが、最も重要なことは、父親の会社の役員会議を招集し、今後の会社の歩みを皆で検討することにあった。

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3月に正式に父親の会社の取締役に就任した以上、まずは会社の現在と過去を知ろう。秘書さんに頼んで過去10年分の財務諸表に目を通して見た。一言でいうと栄枯盛衰。公共投資の盛んな時代、そうでない時代。その狭間をもがき苦しんできたその姿が数字から見て取れた。僕の幼少時代の生活費や青年時代の学費をつくってくれた会社だ。その衰えた姿は、もちろん他人事ではないし、何とも言えない思いがこみ上げてきた。

 

ともあれ、父親も今一度復興するために決意を決めたようだ。そのために人的な改革も断行した。そして僕も取締役となり、会社の経営陣が若返った。とまではいいが、実際、エンジニアの会社でエンジニアではない僕ができることなんて限られている。とはいえ、まずは喫緊の課題は若者の雇用だ。できれば2名を雇用する。僕の当社での初仕事はそれをmake it heppenさせること。

「新潟の片田舎で若いエンジニアってどうやって探すだんだ?」というくらい原始的な所からのスタートではあるが、まずはハローワーク他、情報を探ってみよう。その後、まずは会社の顔となるHPくらいは作成しよう。そして取引先へのご挨拶の行脚だ。

 

 

Real turn around 計画の始まりだ。