また、この日がやってきた。8月15日。72年前の今日、戦争は終結した。
帰省している姉からこんな話を聞いた。姉は新潟県で教員をしている。先日開催されたとある教育関連の講演会でのこと。登壇者は、戦争を経験した元軍人であり、その後新潟の教育界に大きな貢献をした重鎮。
曰く、「当時は、死ぬことなど全く怖くなかった。いつでも国のために死ねると思っていた。国が悪かったのではない。全ては教育だったのだ。教育が国を玉砕させた」。
教育というものは無色透明だ。しかしその教育というものがいかに人類の歴史に大きな影響を及ぼすかを改めて感じさせる言葉だ。翻って、現在のゆとり教育、偏差値教育も、日本の未来に大きな影響を及ぼすということだ。