M's diary - 日本から世界へ -

~日本、世界、社会を考えるブログ~

満州へ

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日本人は満州というかつて存在した国のことをどれだけ知っているだろう。満州とはかつて中国東北部に存在した国家である。1945年に日本が敗戦するまでの13年5か月の間、満州は独立国家として中国東北地方に存在した。(世界各国はこの満州を独立国家として認めていなかった。これが日本の国際連盟脱退を促し、やがて太平洋戦争へとつながっていく)。日、漢、満、朝、蒙という5つの民族が協和した理想の国家、そしてユートピアとしての満州国は1932年に産声を上げた。しかし、史実が如実に示しているように、実際に満州という存在は、協和どころか日本人を優遇し、多民族に対する差別が跋扈する日本の傀儡国家に過ぎなかった。このようなことから、現在の中国(人)は満州の存在を認めていなく、過去の歴史に対しても、すべての面で偽満州という呼び方を一貫して行っている。実際、日本人が行った差別をはじめとした様々な日本人優遇政策は、現代を生きる僕から見ても協和という言葉とは大きく乖離する愚策である。そこに国家としての独立性などは存在しなかった。

しかし、戦後72年が経過する今、僕はこの満州という地方を訪れることにした。それは、いかなる歴史的な背景があるにせよ、かつて日本人がそこに国を作ろうと多くの人間が情熱を注いだその事実をこの目で確かめたいからだ。日本人にすら忘れ去れた国、満州。今日、中国という大国の中で今を生きるその姿、そして先陣が挑んだ足跡を辿る旅に出よう。出発は明日。

 

<参考>

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