M's diary - 日本から世界へ -

~日本、世界、社会を考えるブログ~

満州建国大学

満州というものを意識し始めたのは、僕の祖父がかつてそこで生活をしていたから?というわけではない。

実は、10年ほど前にこんなブログを書いたことがある。実家の近所に宮野さんというおじいちゃんがいた。個人的には特に関わりもなかったが「偉大な方。聡明な方。そして中国語が話せる」ということは私の祖父母から聞いていた。「中国語?」と思うくらいで、幼少の僕にとっては気にかけることでもなかった。大人になってわかったことは、彼は満州建国大学に入学し、この長春(新京)で青春をおくっていたということだ。(関連1:満員御礼 特別企画講演会「キルギス抑留 タムガ村600日」 - お知らせ | 新発田市立図書館)(関連2:著書)。満州建国大学といえば、満州国の最高学府。遠い昔にあんな「ど」が付くほどの田舎からどうやってそんなことを成しえたえたのか?当時、自分自身も米国に留学していたために、その宮野さんが辿った人生に興味を持ち、いつしか満州を調べるようになった。

今日、僕は満州にいる。かつて新京と言われた街を歩いている。満州建国大学もツーブロック先、目と鼻の先だ。ふと宮野さんのことを思い出した。「80年以上も遠い昔この場所で宮野さんが勉強していたのだろう」、そんなことを思いながら歴史を辿った。