香港から一通のメールが届いた。
店を閉じるラーメン屋で使用した厨房機器一式を全て買わないか?
そして、驚くなかれ。明日には返事が欲しいという。残り時間数時間といったところか。
僕は、先日香港で見つけた物件を見送ったばかり。
声をかけた人も、もちろんそれを知っていて僕に声をかけてきている。
要は、物件はすぐに見つかる。買うのか?買わないのか?といった感じ。
もちろん、このオファーは断ったわけだが、ここからも香港の経済の現場・ダイナミズムを垣間見ることができた。興味を失われた者は、市場を速やかに撤退しなければならない。そしてその場で次の挑戦者が挑む。それが香港なのだ。