面白い統計を見つけた。
アメリカにおける富裕層の出身業界の比率だって。
ここからわかることは、経済的成功のためには、学歴よりも、ぶっちゃけ、成長産業に属すことが重要だということ。逆に言えば、優秀な人材でも、衰退する産業にいては成功することが難しいということ。
さらに、重要なFACTはその成長産業は日々変わっていくということ。今日の勝者は、明日の敗者。そんなことは市場では頻繁に起こっている。だからこそ、企業は時代を先見し、常に変わり続けなければならない。これは個人だってそうだ。先を見こし、”成長”とかかわっていかなければ経済的成功は生まれない。
でも、これは言葉でいうほど簡単ではないよね。実際日本の有能な(学歴的にも)人材を集めた1部上場企業でも、時代の変化についていけず苦境に追い込まれる例は枚挙に暇がない。近年では液晶テレビ産業が顕著な例。必死に勉強して、必死に良い企業に入社しても、その産業に需要がなければ、市場から撤退しなければならない。これは市場に課された厳しいダーウィンの進化論。
長期的に企業が繁栄するためにはどうしたらいいのだろう。
ひとつは、もちろん経営者(個々人も同じ)がしっかり勉強して先を読む力を養い、それを実現するための行動力を持つこと。
そしてもうひとつ。それは僕の恩師がいつも言っていたこと。
Small is beautiful.
売上げはコントロールできないがコストはコントロールできる。
コストを抑え、常に身を小さくしておく。
環境の変化に迅速に対応し変化するために。
僕の座右の銘のひとつです。
Small is beautiful.