Ahead of the Curve -日本から世界へ-

~日本、世界、社会を考えるブログ~

持続すること、存在し続けること

かつて勤めていた会社の友人の情報から、その会社が創立20周年を迎えたということを知った。

 

「あれから20年たったか・・」

 

自分の青春と情熱をかけた会社。もうその会社を辞めて5年になるけれど、まだ自分がその会社にいるような気もして、まるで自分の境遇のように20年たったことをしみじみ噛みしめた。

 

金融界に風穴を開けた会社だった。日本の金融界に新しい概念を提唱し、国民に新しいwaveが生まれた。創業間もない2001年に新卒で入社した(してしまった)僕にとっては、会社のあまりにも早い成長と、創業時の経営の厳しさは、精神的にも本当に堪えた。でも何よりも、時代を創っていこうという”ベンチャー精神”を共に経験し・共に歩むことができた。あの経験をお金で買うことはできない。コピー機を使用するなら必ず裏紙を使う。一枚でも新しい紙を使えば社長から雷を受ける。そんな経験は今でも僕の温かい大切な思い出だ。

 

壮大な浪漫と社会的なミッションを掲げるも、その旅路では多くの困難を強いられた。それでも今日まで乗り越えてきた会社だ。こうやって20年存続できたこと。それが社会に価値を提供し続けてきた何よりの結果であり証だ。持続すること、存在し続けること。決して簡単にできることではない。

 

20週年おめでとうございます。

陰で御社をいつも応援しています。

 

I hope and beleive that someday in the future our paths will cross again.