Ahead of the Curve -日本から世界へ-

~日本、世界、社会を考えるブログ~

ロンドンへ - 201809 -

9月8日~9月12日までの5日間、僕はロンドンにいた。

 

ロンドンを訪れるのは10年ぶり。10年前は、2日という極めて短い時間の中で、しかもケンブリッジ大学を訪問していたので、ロンドンの街を深く探索するのは今回が事実上初めてだった。街は想像以上に活気にあふれていた。

今回の訪問の目的は、事業の新しい挑戦の場としてロンドンが成り立つかどうかを見定めるため。現地の人の消費動向や流行、ファッションのトレンド、文化、そして街の各地区の持つそれぞれの色彩。それらを実査に現地に飛び込み、肌で感じることが最大の目的だ。

街を訪れてみると、2年前に世界を騒がせたBRIEXITの影響は、街からは何も感じることはできなかった。街を行きかう人たちは皆おしゃれで、消費意欲も強い。それが街全体から感じたエネルギーだった。

 

そんなロンドンの街を歩きながら、行き交う人々を見ながら考えていたこと。それは歴史だ。

この国がかつて産業革命を興し、世界の文明に大きなinnovationを興し、世界のリーダーであったこと。そしてイギリスは、植民地を通して世界を席巻したということ。しかし、その後のダンケルクの戦いで負けていたら、今のイギリスは存在していなかったこと。様々な歴史を乗り越えて今があるということ。歴史に思いを馳せたとき、様々な風景が目に浮かんだ。

歴史と伝統がある街だからこそ、この街で勝負がしたい。

それが今回の訪問の率直な感想だ。

またこの場で進捗を報告していこうと思う。