店舗の建設もようやく始まった。
実は、今回の店舗建設においては、投資額は決して(というか全く)潤沢ではないが、僕たちの中ではこだわりの材料を使用することを決めていた。その一つはカウンター等に使用する木材だ。圧倒的な空間を演出する上で、日本の木材が必要であるというのが僕たちの決断だ。
既に木材を手配済み。パートナーGさんが三重県へ訪れ、優良木材を確保した。
しかし、実は、この木材においてもこの2ヶ月間、格闘してきた。それは輸送方法だ。
この木材は長いもので5メートルに達する。切り方、形、保存剤の有無、等々に対し様々な規制があり、日本サイドの輸送会社も都度「あーでもない、こーでもない」と言う。
僕が知りたいのは、「輸送できますか?いつ?いくら?」だ。この不毛な議論で2ヶ月も失った。書いたイーメールも50通は優に超える。上の写真も、日本の輸送会社に要求されて撮った写真。
そして、今日、「やはり、他の会社をあたってくれ」と言われてしまった。その理由は、木材のカットにおいて、僕たちがこの最初に提出してものを数センチ変更したからだ。そうしたら、他をあたってくれと・・・その想像力と責任のない発言に脱力した。
最初のデザイン・施工会社にも2ヶ月。この輸送会社にも2ヶ月。
この失敗は、次に生かすための経験値だ!というのは簡単だが、本当にショック。
さて、木材を輸送する術を失った。
店の建設は始まった。
12月15日のOPEN、果たし間に合うのか?
Make it happen