Ahead of the Curve -日本から世界へ-

~日本、世界、社会を考えるブログ~

「懐かしき日本」

昨日に引き続き、日光の写真集。タイトル:「懐かしき日本」

f:id:Ahead-of-the-Curve:20160829094635j:plain

f:id:Ahead-of-the-Curve:20160829094641j:plain

f:id:Ahead-of-the-Curve:20160829094649j:plain

f:id:Ahead-of-the-Curve:20160829094655j:plain

f:id:Ahead-of-the-Curve:20160829094700j:plain

f:id:Ahead-of-the-Curve:20160829094707j:plain

中国から来た友人を二日間アテンドして日光を駆け抜けた。温泉、食(ゆば)、歴史、そしてもちろん日光江戸村も行ってきた。友人も大喜びで何より。昨日も書いたけれどに、日光は観光資源にあふれているなとつくづく思ったな。ブランディングもしかとできているし、今後の訪日外国人の増加とともに、地元経済が受ける恩恵は少なくないだろう。
 
しかし、実際にデータ(2015年 国別・都道府県別訪問者数)でみるとまた違う。栃木県のシェアは0.6%。他県に比べて低くいはないがメジャーではない。多くは、大都市圏+京都・奈良が訪日観光の主な目的地だ。実際、日光を歩き回った時、自分が感じだポテンシャルほど外国人の数は多くはなかった。良く言えば、成長余地が多く残されているし、悪く言えば、今後も観光資産をうまく活かせない可能性だっていくらでもある、ということだ。

f:id:Ahead-of-the-Curve:20160829101205p:plain

訪日観光客の増加、そして「東京2020年」の到来。日本の観光業は間違いなく歴史の中でも大きなチャンスを迎えようとしている。

 

もちろん、そんなことはきっと地元の観光協会やら、組合やら、皆さまわかっていることだろう。大なり小なり、そのbig waveに向けて皆必死に準備を進めていることだろう。しかし、少なくともこれからハコモノをつくって観光客を迎えるような時代ではない。各地域が、地理、気候、食、歴史をうまく融合して、外国人に提案していくことが重要だ。

 

では、具体論として、地方観光が歩む戦略を考える上で、愚考ながら、次回のブログでは我が故郷新潟をケーススタディーとして考えてみたい。皆様も、是非ご自身の故郷のことを考えてみてください。そしてよかったらお考えをお聞かせください。