今年もあと数日で終わりだ。
ふと本屋に足を踏み入れる。瞬間的に目に付くのは、ラグビー関連、とりわけ五郎丸氏を取り上げた本。実にブームに弱い日本人らしい一場面だ。きっと流行語にもなるだろう。
とはいえ、日本があの南アフリカ戦で見せた最後のワンシーンは実に感動的だ。世界トップレベルのチームに、最後に勝負を挑み逆転するそのシーンには心を揺さぶられた。
一方、南アフリカにとってラグビーとは何か?それを理解していると、またあの試合も違って見えてくる。南アフリカと、ラグビーとは切っても切れない関係にある。
タイトルにつけた「invictus」とは、ラテン語で「征服されない」「屈服しない」を意味する語。これは2009年にMatt Damon主演により制作された実話に基づく映画。
アパルトヘイトにより疲弊した南アフリカを立て直すには、国民には想像を超えた感動が必要だ。そのためにラグビーワールドカップで優勝すること。ネルソンマンデラはそう誓い、優勝が実現し国が一つになる。
そういった実話のstory。
先日、飛行機の中でたまたまこの映画をみることとなった。
日々仕事で忙しい日々が続いたが良い心の栄養剤になった。
是非、冬休みに見てください。