昨日は友人Kとサシのみ。毎度のことながら、彼は面白いお店を紹介してくれる。こちらだ。日本酒をこよなく愛する者だけが入店を許される”厳しい”お店。Webのレストラン情報にも「日本酒を一合以上呑まない方の入店は御遠慮願います。」と明記されているようなお店。
結果2時間で二人で一升くらい飲んでしまった。1年に一組いるかいなかの量を飲んだとご主人が口を開いた。一見強面のご主人も最後は打ち解けて日本酒を語り合った。この20年で日本酒がどれほどに変わったか。開封後常温で熟成させる。しかも真夏に。それでも”負けない酒”とは何か。話は面白いほどに深く、遠くまでいく。
実は、当店もそうだが、日本酒を突き詰めているお店は、ある特定の酒屋さんから仕入れている場合が多い。厳密には、その酒屋さんは、もっと突き抜けていて、日本酒に対して愛がないと日本酒を売らないというご主人。許された者だけがそこから日本酒を購入できるという。面白い世界が存在するものだ。
やっぱり突き詰める人、突き抜ける人とは、そのことが本当に大好きなんだよね。だから真剣に勉強するすし、そこにものすごい純粋さがある。そしてそこに人は魅了される。
そんなことを思った一夜。