先週のカンブリア宮殿は面白い。
僕は社長の岩佐さんに共感する。
地方の特性を活かし、都会の人に「A級」「永久」の田舎を実際に体験してもらう。
それを僕の故郷新潟で実施しているのがまた良いわけだが、
豪雪地帯、米どころ、そして農村の風景、
そういった地方の姿そのものを武器にして、都会の人たちに「新しい体験」を付加価値として提供している。
(動画も検索するといくつか見れそうなので是非試してみてください)
実際に体験してもらうというこのReal Mediaは、まさにこれから日本が観光大国に向けて進化していく中で一つの武器として外国人に提供したい価値そのものだ。
例えば、実際に、田植え、稲刈り、そして酒造りを体験してもらう。
それぞれが造り手として自分の酒、自分のブランドを創る。
一度で終わらせずにリピートするエモーショナルな仕組みを作る。
エモーショナルな仕組みとはownershipだ。すなわち”自分が育てている”感だ。
こうした地方の特性を活かした経済活動は地方経済に恵みの雨をもたらす。雇用を創造し文化を継承する人材を育てる。結果的にその地方特性(文化)を守る。それこそが差別化戦略となる。
僕の香港での活動もこのReal Mediaという発想と同じ。
実際に体験してもらう。
- 選抜された日本酒を経験してもらう。燗酒を経験してもらう。
- お皿、お猪口、徳利のアートを手で、目で、ハートで経験してもらう。
- そして自慢の店舗デザイン・空間デザインを経験してもらう。
このReal Mediaで世界と地方を繋ぐパイプを創りたい。