Ahead of the Curve -日本から世界へ-

~日本、世界、社会を考えるブログ~

文化を経済力に

これまでもこのブログに沢山書いてきたけれど、僕は自分の故郷新潟が好きでならない。この望郷の思いはきっと皆同じだと思う。自分が育った故郷は記憶の中でいつも優しく残っている。皆それぞれに故郷があり、皆それぞれの愛がある。

 

実は、僕は10年以内に実家を再生して旅館にしようと思っている。現在ではまだ両親も健在でその家に住んでいるけれど、近未来には便利な集団シニア住宅に移住したいと言っている。別にそれを止める理由もない。その後、その家は長男である僕が管理しなければならないということだ。空き家にしておくにはもったいない。そこには都会にはない田舎の風景、自然、食材、そして文化がある。実家を雪国新潟の田舎の文化発信の場にしたい。そう考えている。

 

sasayamastay.jp

兵庫県にNIPPONIAという取り組みがある。歴史的な古民家をリノベーションしホテルや飲食店として再生するという試みだ。

 

f:id:Ahead-of-the-Curve:20160904140231p:plain

f:id:Ahead-of-the-Curve:20160904170450p:plain

再生したモノでお金が生まれれば、少しずつ雇用も生まれるし文化も消えることなくその地域に残る。経済力がその地につけば他から人も集まる。そう、地域活性への第一歩だ。その地域・土地から生まれた住居とはその地域の文化そのものであり、一つ一つが唯一無二だ。そういったものこそ日本人に限らず、世界中の人に体験してもらいたい。

 

地方の唯一無二の文化を世界の消費とつなげていく。

そうすることが結果的に文化を後世に残す未来への道となる。