ひょんなことから、大学を卒業したばかりの新社会人と語らう場に遭遇した。新社会人と語らうなんぞ、なかなか無い面白い機会。
彼たち・彼女たちと話していて、なんだか照れてしまった。それはきっと皆の目がキラキラしているからだ。「若い」。その言葉に尽きる。きっと、万人の大人たちはこう思うだろう。「自分にもそういう時代があった」と。
22歳の若者たちの未来は無限だ。真っ白いキャンパスに、これからどんな絵でも描いていける。使う筆も、絵具の色も、すべては自由だ。失うものなんて何もない。すべての経験は、血となり肉となっていく。若さとは、お金では決して買うことのできない絶対的な財産だ。
一回り以上も年齢が異なる若人に対して、初対面でいきなり暑苦しく語ると、あとから炎上しそうなので(笑)、そうはしなかったけれど、人生を先に歩む先輩として一つだけ伝えさせてもらった。
人を成長させるのは成功よりも失敗だ。失敗を恐れずに挑もう。
これは自分自身にも言えることだ。
僕自身もまだまだ成長しなければならない。